どうも、
世相ライター、風俗ライターの
NAITOです。
今回は、
サクラとならんで「出会い系」サイトや
マッチングアプリで迷惑千万な
業者についての話。
※サクラについては
>>【基礎知識】「出会い系」サイトやマッチングアプリのサクラとは?
で話しているので、そちらを参考にされたい。
メジャーな大手「出会い系」なら
気にする必要のないサクラ(大手にはいない)に対し、
残念ながら業者はどこにでも潜んでいる。
種類もいろいろ、
手口もいろいろなので警戒が必要だ。
とはいえ、
この記事を最後まで読んでもらえれば、
危険な業者を見分けて回避することも可能。
安全で楽しい出会いこそ
「出会い系」の醍醐味だ。
くれぐれも引っかからないよう、
ぜひ参考にしてほしい。
「出会い系」サイトやマッチングアプリの業者【種類・特徴・見分け方】
ひと口に業者といっても、
その種類はいろいろだ。
そこで、
代表的な業者の種類と
それに引っかかったばあいのリスクを
見ていきたい。
その1:援助交際デリバリー(援デリ)業者【遭遇確率:高】
援助交際デリバリー(援デリ)業者は、
「出会い系」を客引きの場に利用している
非合法の風俗組織だ。
組織のスタッフ(男)が
ウソの女性プロフィールで「出会い系」に登録。
とうぜんプロフィール写真は
思わず目を引かれるような美人にする。
下心満々でメッセージしてきた男性に対し、
それとなく「金銭ありきのサービス」をほのめかす。
この、「それとなくほのめかす」交渉術に
用いられるのが隠語だ。
※隠語の種類や意味は
>>「割り切り」「援助交際」で用いられる隠語を解説
を参照されたい。
めでたく(?)交渉成立となると、
指定の場所に風俗嬢を送り込んでくるワケだが、
もちろんプロフィールとは
似ても似つかぬ別人。
それどころか、
(いろんな事情があるんだろうが)
「しかたなく」「イヤイヤ」ヤってる女性が
ほとんどだから、
無愛想だったりマグロだったりと
さんざんな目にあう。
まあ、ヤルことはヤレるし、
交渉ずみの金額以上に
ふっかけられることもないんだけど、
プロフ詐欺には違いないうえ
コスパもいたって悪い。
だったらはじめから風俗に行く方が確実で、
「出会い系」の意味がない。
特徴のまとめと見分け方
見分け方
プロフ写真が美人なのは、
ホンモノの一般美人のばあいがあるし、
隠語も「割り切り」目的の
素人女性だって使っている。
※「割り切り」について詳しくは
>>出会い系での「割り切り」は必要悪だと思う【理由・方法・リスク】
を参照されたい。
いちばんのポイントは、
メッセージが端から積極的かどうか。
素人女性のばあい、
どんなに根スケで遊び目的でも、
さすがに初っ端は
様子見で隠すのがフツーだから。
もしも1通目のメッセージから
お誘いモードなら、
スルーしちゃうのが身のためだ。
ほかの「出会い系」への誘導業者【遭遇確率:中】
ほかの「出会い系」サイトやアプリに
連れ出そうとするのが誘導業者だ。
誘導される先は
安全・安心とはほど遠い悪質サイト。
サイトぐるみでサクラを自作自演、
けっして素人女性と出会うことなどできず
法外な課金システムで
ボッタクられるだけ、、という寸法。
特徴的な手口だが、
やりとりがはじまって間もない段階で
LINE、メールなどの
交換をもちかけてくる。
そして、
直接のやりとりをしばらく続けて
「打ち解けた」と思わせたころ、
誘導先サイトのURLを貼り付けてきて
連れ出そうとする。
なんやかんや、
このままのやりとりが続けづらいだの
理由をくっつけて、
この続きはコチラ(悪質サイトURL)で、、
とくるワケだ。
特徴のまとめと見分け方
見分け方
プロフ写真やメッセージの積極性は
援デリ業者とほぼおなじ特徴。
LINEやメルアドの交換を
もちかけられたら
黒に近いグレー。
そして決定的なのは、
直接のやりとりで他サイトの
URLを送ってくること。
この時点で誘導業者なのは確定、
スルーしちゃえば問題ない。
デート商法業者【遭遇確率:低】
一般の女性を装って登録しているが、
会ってみると宝石類や不動産、絵画といった
高額な商品を売りつけようとする。
投資やマルチ商法、
宗教の勧誘というパターンも。
(↑これは男性が女性をダマすこともアリ)
セールスが目的なので、
出会うまでの話は早い w
プロフ写真はおおむね美人で、
現れるのも本人のケースが多い。
※別人が登場したり、
途中でトイレなどに中座したタイミングで
別人にバトンタッチ、、などもある。
オトコ側の心理として、
なんか変??とは思いつつも
「もしかしたら(ウッシッシ)」という
下心に負けて買う、
あるいは契約してしまうワケだ。
聞くところによれば、
待ち合わせた店そのものが
アジトみたいになっていて、
店ぐるみで監禁まがいの目にあった、、
なんてひどいケースもあるらしい。
特徴のまとめと見分け方
見分け方
デート商法業者に遭遇する確率は低いが、
事前に見分けて回避するのは
ハッキリいってむずかしい。
プロフ写真の美人度も
メッセージの積極性も
決定打には弱いし、
「こんな美人と会えるなら」という
スケベゴコロに負けてしまうからだ。
運悪くアタリを引いて、
高額商品の購入をもちかけられたら
毅然と拒否しよう。
そして速やかにその場を離れること。
かりに押し切られて
契約してしまっても、
クーリングオフ期間内なら解約できる。
そのほかの業者【遭遇確率:低】
業者のくくりに入るかどうか
意見の分かれるところだが、
なかには美人局(つつもたせ)もいる。
言い逃れできない状況になった頃合いで
女性のダンナ(自称)が登場、
弱みに握られて多額の金を巻き上げられる、、
というアレだ。
特徴のまとめと見分け方
見分け方
美人局もデート商法業者同様、
遭遇する確率は低いかわりに
見分けるのはむずかしい。
「出会い系」で経験を積んで
勘が身につくまでは、
はじめて会った当日にホテルへ直行するのは
やめておく方が無難。
(とくに社会的立場や妻子が気になる男性)
もしも相手が美人局だったばあいは
コレでかなり回避できる。
美人局は勝負を急ぐから。
本当の素人女性なら、
ぎゃくに「大切に扱ってくれた」と好印象、
その先も可能性は残せる。
それでも運悪く引っかかって
自称ダンナに乗り込まれたら??
泣き寝入りしないためには
断固として脅しに屈しないか、
被害を受けたら
あきらめて警察に被害届けを出すしかない。
業者はいるが恐るるに足らず
悩ましいことに、
メジャーな大手「出会い系」サイトほど
業者はいる。
登録しているユーザー数が膨大なぶん、
紛れ込みやすいからだ。
もちろん大手の優良サイトは
業者の排除と根絶に努めている。
でないと自サイトの評判にかかわるからね。
※業者の排除に積極的な大手「出会い系」は
>>【簡潔!】優良「出会い系」サイト比較【選び方のポイント】
を参照されたい。
たとえばワクワクメール(R18)は、
メッセージ通知に気づいて読もうと思ったら
「このユーザーのアカウントは削除しました」
と速攻で抹消されているなど、感心させられるほどだ。
しかし敵もさる者。
アカウントを抹消しても、
すぐに別人になりすまして再登録、、
といった
いたちごっこが現状だ。
最終的に
自分の身は自分で守るしかないが、
心配しすぎる必要はない。
ここまで話してきたとおり
業者の見分けはできるし
判断がむずかしいデート商法業者や美人局は
そもそも出会うことが珍しい。
この記事で話したポイントを押さえて、
ぜひ安全で楽しい「出会い系」ライフを
満喫してほしい。